こんにちは!
先日記事にしました「鮎タビのフェルト剥がし」、本日はその鮎タビに羊毛フェルトを貼っていきます。
先日の記事はコチラ☟からご覧いただけます。
折角なので普通のフェルトと比較できるように、フェルトと接着剤を購入しに「つり具イトウ」に向かいました!
フェルトは、阪神素地のグレー12mmのものを1,880円で購入し、フェルト交換用接着剤も購入しようと社長さんに相談したところ、阪神素地とダイワの接着剤は基本的に同じ性状で、阪神素地の説明書にはないが、ダイワの説明書にはフェルトを剥がさずに重ね貼りするのが基本のようで、フェルト同士の接着力は強いが、鮎タビの性状によっては接着剤が効かない可能性があるとのことなので、接着剤は購入する事をやめました。
自宅に帰り、いよいよフェルトの貼り換えです。
本日使用する道具は、ヒートガン、大きめのカッターナイフ及びサンダーです。
接着剤はコニシのG17を使用します。恐らく、阪神素地やダイワの接着剤もこの類のものだと思いますが、価格はG17は多用途に使えて安いのがいいですね。
そして、主役の羊毛フェルト(左側)と普通(阪神素地)のフェルト(右側)。
重ねてみましたが、羊毛フェルトで1足分、普通のフェルトで1.5足分取ることができます。
そして、気になる厚みは2mmの違いなので見た目はあまり変わりません。しかし、明らかに羊毛フェルトの方が柔らかい感じです。
ちょうど、剥がしたフェルトがあったので、それを型にしてフェルトにマジックで描きます。
フェルトの下に段ボールを置いて、マジックに沿ってカッターナイフで切り取ります。
その時に、カッターナイフの刃は折って新しいものにしないと、うまく切れないので注意が必要です。
また、一度にカットしようとせずに、何回かに分けて切ると綺麗に切ることができます。
羊毛フェルトと普通のフェルトのカットが終わりました。
カットした状態で、フェルトのつま先側をコンクリートブロックに掛けてたるみを比較すると、羊毛フェルトの方が普通のフェルトと比較して2倍以上のたるみがあり、かなり柔らかいことが分かります。
接着剤を塗布する前に、鮎タビの塗布面を80番の布ヤスリを電動サンダーでかけて塗布面を荒らし、その面をシリコンオフで脱脂します。そうすることで、接着剤が密着します。
何事も下地が大事です!
フェルト側に一回目の接着剤を塗布します。
接着剤は羊毛フェルトにはあまり染み込みませんが、普通のフェルトはよく染み込みますので、接着剤の量をかなり消費します。(2足の鮎タビで接着剤(170ml入り)1本分を使用しました。)
一回目の接着剤を塗布後に、指で触れて糸が引かない程度まで接着剤が乾いたら、二回目の塗布を行います。
また、鮎タビ側にも接着剤を塗布します。
二回目も接着剤を塗布後に、指で触れて糸が引かない程度まで接着剤が乾いたら、ヒートガンで接着面を温めてからフェルトと鮎タビを貼り合わせます。
接着面を木槌等で叩いて接着するといいようですが、木槌がないので、手で叩いてから鮎タビを履いて体重を掛けて接着しました。
多少は接着剤がはみ出しましたが、まぁ・・・・上出来ですね(^^♪
そして、普通のフェルトの方も同じように接着しました。
しかし、このままだとまだ完全に接着していないので、完全に接着する24時間はフェルトと鮎タビが密着するように、ブロックを重しにして作業は終了です。

まるで江戸時代の拷問の「石抱き」みたいです。
しかし、初めてにしては上手くいった方ですね。
あとは、釣行時にフェルトが剥がれないかが心配ですが、それ以上に「羊毛フェルト」と「普通のフェルト」の違いを検証する方が楽しみです!
また、検証結果についてはシーズン中にお知らせをする予定のため、お楽しみにしてください!
今回使用した用品等(※一部類似品あり) | ||
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