鮎釣り

漁協の解散があるなんて、なんか寂し~い((+_+))

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こんにちは!
岩手県の久慈川漁業協同組合が、令和7年3月31日をもって解散に至りました。

解散理由については、岩手県内水面漁業協同組合連合会 によると「漁業経営の厳しさ」のようですが、漁協が解散するなんてあるんですね。
何となく、漁協って無くならないんじゃぁない?と勝手に思っていましたので寂しい限りです。

そういえば、私が組合員になっている漁協も組合員は300人足らずと聞いています。
とは言え、私はほぼ遊漁もせずに網の年会費を払っている、幽霊組合員のようなものです。

しかも、もっぱら遠征して郡上に入り浸りです(;^ω^)
郡上漁協のような活発な漁協がある一方、年々組合員や遊漁者の数が減少している漁協も増加傾向のような気がします。

その違いは、遊漁者を大切にしているか、いないか。の違いのようです。
郡上に行って最初に驚いたのは、解禁前には駐車スペースや河川へ降りる道の除草の徹底です。
それだけで、気持ちよく鮎釣りができます。

また、あれだけ沢山の鮎師が車を停めているのに、地元の方との駐車などのトラブルもほぼ聞いたことがありません。
それには、漁協の方が地元の方との間に入って、うまく調整していることでしょう。
一方、鮎師も郡上にお金を落として、Win‐Winの関係性を築いています。

しかし、もっとも大事なのは、釣れるか、釣れないか です。
鮎が沢山釣れば、自然と鮎師は多く訪れますし、釣れない日が続くと、自然と足が遠のきます。
あの河川で鮎がよく掛かる・・・なんて聞けば、我こそはとイソイソと向かいます(;^ω^)
そのため、鮎師に釣らせる努力が必要となってきます。

単純に放流量を増やせば、解禁時期には鮎が多く掛かり鮎師を呼べますが、それには漁協のお財布が大きく影響します。
また、天然の遡上ものを増やすことも重要ですが、それには、河川の状況やダム等の外因も大きく影響します。

近年では、「背掛かりDNA」という、背掛かりで掛かった鮎から採取した卵から育てた鮎を放流する河川も随分増えてきました。
また、清流めぐり利き鮎会で1位を取るような、美味しい鮎を育てたりと、漁協の努力が形になって現れます。

郡上漁協では満25歳未満を無料にして、若年層の鮎師を増やして長いスパンで回収する取り組みを実施していますが、将来を見据えたよい方法かと個人的に評価しています。
一方、昨シーズンから廃止になった70才以上の方の優待制度は継続して欲しかったとは思っています。
しかし、鮎師の高齢化によって優待分の負担は漁協の経営を圧迫しているのは確かなことだとは理解できます。

いずれにしても、どこまで漁協が遊漁者のために投資することができ、そしてその投資した分を上手く回収していくのかを長いスパンで見ることができる漁協が生き残っていくのではないかと考えます。
がんば!漁協(;^ω^)

ちなみに、岩手県では共通遊漁券があるため、久慈川漁業協同組合なき後でも岩手県内水面漁業協同組合連合会 による久慈川への鮎の放流が行われるようです。

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