昨日(2024.9.24)、郡上市白鳥町の長良川で80代の鮎師の方が流されてお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
この鮎師の方は、胴長で釣りをしていて流されたようです。
今年も、県内の河川では水難事故で沢山の尊い命が失われています。
実は、私もこれまでに2度は流されているため、とても他人事とは思えません。
1度目は、郡上で鮎釣りを始める10年ほど前に、根尾川で胴長で鮎釣りをしていて、10cm程の水位の堰堤の上を横切っている時に滑って、アッという間に堰堤下の波消ブロックの上を滑るように流されて、気づいたら30mほどの下流の中州に何とかたどり着きました。
流された時に波消ブロックにより、腕や手が切れて結構多量の血が出ていました。
幸い頭部は無事だったので良かったんですが、しばらくは震えが止まりませんでした。
そんなことがあったので、トラウマになってその後10年ほどは鮎釣りができませんでした。
当時は、渓流釣りをしていた関係で胴長を鮎釣りに流用していましたが、胴長は中に水が入ると水が出て行かず風船のように膨らんで、身体の自由を奪われて流れに身を任すしかありません。
なので、例え浅場にたどり着いても胴長の中の水が邪魔になって立ち上がることも難しくなります。
しかし、当時は胴長とタイツの違いすら知らず、また、気にも留めておらず、無知とは恐ろしいことです。
今は胴長を履いて鮎釣りをすることはありませんが、郡上でも時折胴長スタイルの鮎師を見ると「危ないよ!」と声を掛けることもあるくらいです。
2度目は、郡上で鮎釣りを始めて美並地区に通うようになった頃です、大岩の上で釣っていて移動しようとしたら足の位置に岩がなく、岩から落下して流されました。
足も立たない場所で下流が荒瀬でしたが、幸い直ぐによどみに入って大岩をよじ登って生還しました。
これは、気のゆるみが原因でした。
また、昨年は岩に登ろうとして、滑って背中から倒れてベルトにさしていたタモの柄が石に当たって折れることがありました。その石が頭付近にあったとしたらゾっとしてしまします。
皆さんも、鮎釣り中にヒヤリハットした経験もあるのではないでしょうか。
事故に遭わないようにするには、やはり装備が一番大切だと考えます。
なぜなら、どんなに浅く安全なところで釣っていても、身体の自由がきかなくなる状況に陥る場合もあるため、どんな状況でも必ず浮く装備は有用です。
今年ダイワから発売されたフロートショートベストなら、例え流されても浮くという安心感があり冷静な行動ができるのではないでしょうか。
しかし、最大の欠点はその価格です。
税込定価が58,740円(2XL・キングサイズは60,940円)で、市場価格でも4万円オーバーです。
しかし、命を守るためなら惜しくはないので、私も現在検討中です。
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ただし、緊急時に上手く紐を引くことができるのか。また、その判断ができない状況もあり得ますので、それらを理解したうえで購入されたほうがよいと考えます。
水難事故に遭わないためには、鮎釣りをしないことですが、私のようにそれが難しいとなるとやはり自衛が必要ではないでしょうか。
水難事故を他人事と捉えずに、安全に安心して鮎釣りを楽しむためにも装備の充実を図る必要があります。
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