
出典:高原川漁業協同組合
こんにちは!
本日の中日新聞の朝刊に、高原川の支流が土砂崩れの影響で濁り、支流を水源とする地元住民の暮らしに影響が出ているとの記事が掲載されています。
また、支流の濁りは本流の高原川に合流しても残り、高原川漁業協同組合はアユ漁などへの影響を懸念して、高山市へ濁り解消を求めて要望書を提出するようです。
高原川漁業協同組合のホームページでも、5月1日に次のような記事がアップされています。
今日は神坂の人工産卵河川で採捕調査を実施し、オソブ谷を踏査してきました。
オソブ谷は高原川本流の濁りの発生源となっている谷です。
人工産卵河川は、イノシシにかなり荒らされていたものの、合計で96尾のイワナ稚魚とウグイ1尾を採捕できました。
イワナはどの個体も浮上したてというサイズで、昨年秋に産卵行動を確認した箇所でまとまった数が捕れました。
昨年の産卵場造成作業に参加して下さった方々、流量維持のために取水口を持ち回りで掃除して下さった組合員の方々のおかげで、
再生産がいくらかうまくいったようです。
オソブ谷は、案の定、ひどい濁りでした。上流から下流まで土砂が堆積しており、谷全体で濃い濁りを発生させているようでした。
流量はさほどではないものの、谷のいたるところで土砂が削られ、結果として濁度が増している印象です。
大規模な出水により土砂が一気に排出されるようなことがあれば状況が改善するかもしれませんが、こればかりは何とも言えません。
経過を見ながら、アユの放流についても対応を考えないといけない状況です...
鮎師としては、アユの放流については気になるところですが、先ずは地元住民への飲料水への影響や地区の宿泊業への影響が最小になることをお祈り申し上げます。
出典元:高原川漁業協同組合
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