鮎釣り

そりゃ~ないよ!郡上の遊漁料改悪( ゚Д゚)

投稿日:2024年1月7日 更新日:

こんにちは!
郡上漁業協同組合の令和6年の遊漁料が公表されました。
昨年は、家計を直撃するような値上がりラッシュでしたが、追い打ちをかけるように年末には郡上の遊漁料の値上げが公表されました。

個人的には、今の経済の状況からは、ある程度の遊漁料の値上げはやむを得ないとは感じていますが、なぜ?と言わざるを得ない改悪な内容も含まれていましたので解説していきます。

改定された遊漁料(令和6年1月1日~)

先ずは、改定された遊漁料(令和6年1月1日~)は次の表のとおりです。

  鮎・雑共通 鮎釣 雑釣
年間 年間 日釣 年間 日釣
一般 19,000円 14,000円 3,000円 6,000円 1,500円
現場で監視員から 6,000円 3,000円
心身障がい者・女性 13,000円 10,000円 2,000円 4,000円 1,000円
満25才未満 無 料

昨年までの遊漁料

続いては、昨年までの遊漁料は次の表のとおりです。

  鮎・雑共通 鮎釣 雑釣
年間 年間 日釣 年間 日釣
一般 16,500円 12,000円 2,000円 5,000円 1,000円
現場で監視員から 4,000円 2,000円
心身障がい者・女性・満25才未満・満70才以上 10,800円 8,000円 1,300円 3,300円 700円
満19才未満 無 料

遊漁料改定に伴う増減額

更に、改定に伴う増減額は次の表のとおりです。

  鮎・雑共通 鮎釣 雑釣
年間 年間 日釣 年間 日釣
一般 +2,500円 +2,000円 +1,000円 +1,000円 +500円
現場で監視員から +2,000円 +1,000円
心身障がい者・女性 +2,200円 +2,000円 +700円 +700円 +300円
満70才以上 +8,200円 +6,000円 +1,700円 +2,700円 +800円
満25才未満 -10,800円 -8,000円 -1,300円 -3,300円 -700円
満19才未満 ±0円

遊漁料改定に伴うポイント!

今回の郡上漁業協同組合の遊漁料改正に伴い、最も評価できる点は「満25才未満」の方の遊漁料がタダになったことです。
この事により、何とか鮎釣り人口増加のカンフル剤となってくれたらと願うばかりです。

また、「現場で監視員から(現場加算額)」の遊漁料についても、評価しています。
鮎の日釣りで1.5倍(2,000円)増の6,000円となりましたが、無鑑札・密漁には厳しく当たって欲しいものです。

逆に評価できない点は、「一般」の方の鮎釣りの年券が約17%(2,000円)増の14,000円であるのに対して、「優待者(心身障がい者・女性)」の方は25%(2,000円)増の10,000円となりました。
せめて同じ率で算出して、1,300円増の9,300円程度とすべきではないでしょうか。

そして、今回の改定で最も評価できず改悪なのは、「満70才以上」の方が減免者から外れたことです。
これにより、「満70才以上」の方の鮎釣りの年券が75%(6,000円)増の14,000円となりました。

鮎釣り人口の高齢化に伴い、漁協の遊漁者に占める満70才以上の方の割合は年々高くなり、そのため遊漁料の優待措置等により漁協の収入が減少していることは容易に想像できますが、だからと言って、これまでの鮎釣りを、ひいては漁協を支えてきたと言っても過言ではない、満70歳以上の年金者(そうではない方もいますが・・・)の負担が増加するのは如何なものかと思います。
せめて、優待額を2パターンとするとか何か負担を軽減できる方法はなかったんでしょうか?

今回の遊漁料改定については、昨今の値上げ等の影響により遊漁料が上がることは仕方がないことと感じています。
また、若い世代の鮎釣り人口の増加を促す措置には高く評価できます。
一方、優待者の方の増加率については、もう少し配慮が必要ではなかったかと非常に残念に思いました。

漁協も協議を重ねて遊漁料の改定を行っているとは思いますが、長いスパンで有益に活動できる経営をお願いしたものです。

令和6年の遊漁料については、詳しくは郡上漁業協同組合ホームページをご覧ください。

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